商品の説明
①モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調「ジュノーム」 K. 271
②ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
フリードリヒ・グルダ (ピアノ)
指揮:カール・ベーム
バイエルン放送交響楽団
録音: 1969年9月①、10月② ステレオ・ライヴ
グルダの「ジュノーム」目的で購入される方が多いでしょう。もちろん、その「ジュノム」も素晴らしいですが、ブラームスも望外の凄演で感動できます。ベーム75歳、グルダ39歳、36歳の年の差があり、グルダは後年の「やりたい放題感」はないが、いい意味での遊びがなくまじめな演奏。録音も標準以上で、至福のモーツアルトを聴かせてくれます。
ブラームスは、定評あるベルリン・フィル盤、ウィーン・フィル盤を上回る迫力の強烈な名盤。特に第4楽章のテンションの高さは凄いもので、序奏部前半のピリピリしたムードが、ブリッジ部分のティンパニの強烈打撃で一気に変わるさまや、第1主題提示での楽器バランスへのユニークな工夫など、本番ならではの圧倒的な迫力に加え、様々な工夫が実に嬉しいところです。
スタジオ録音のときにやや型に嵌まりがちなベームの姿は、ライヴには見られない。あくまで堅固な土台が築かれつつ、思い切り生き生きと、まるで音楽が今まさにその場で形成されていくような雰囲気が感じられる。 とにかく、音楽に流動性がある。特にブラームスの終楽章で顕著だ。別に殊更早い訳ではない、中庸を得たテンポではある。だが、常に次に来る音が前の音に喰いついているようなのだ。結果、音楽が前のめり気味になる。そこに、単なる拍子とは別の、何か野性的な脈動の存在を感じるのである。 相手がお決まりのウィーン・フィルではなく、客演先のバイエルン放送響であることも、ベームのライヴ感に拍車をかける。ベームの指揮にこなれている訳ではないが、抜群の機動性を、このオケは持っている。だから、ベームの前のめり気味の指揮に、いい意味で煽られ、結果、燃えるような演奏をしているのだ。
このブラームス、まさに爆演です。とくに第3楽章の終わりから、第4楽章が始まるところ、もう本当に震えがきます。ベームさん、あんたは凄い!
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