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西洋史講話は、日本の西洋史学者である箕作元八(みつくり げんぱち)が著した西洋史の概説書です。1910年に刊行されました。
西洋史講話の特徴は、エジプトから20世紀初期までの西洋史を扱っており、史論に力点を置いていることです。日本における西洋史学の開拓者として知られる箕作元八が執筆したもので、今日でも名著として評価されています。
箕作元八は、岡山県士族で、文学博士、テュービンゲン大学哲学博士。
明治19年ドイツのフライブルク大学に留学。はじめ動物学を研究するが、強度の近視のため自然科学の研究を止め、史学に転向、ハイデルベルク大学などで研鑽を積む。25年帰国、以後、高等師範学校、第一高等学校、帝国大学(のち東京帝大)の各教授を歴任。この間、33年にフランスに留学し、フランス革命史中心の研究を深める。西洋史学の泰斗といわれた。著書に不朽の名著といわれる「西洋史講話」のほか、「南亭史説集」「仏蘭西大革命史」「ナポレオン時代史」などがある。また、南亭と号し、川柳・俳句をよくした。
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