商品の説明
武野紹鴎所有 紹鴎茄子茶入写です
購入後1度飾ったのみで直ぐに箱に戻しました。
漢作唐物茄手茶入。
大名物。別名「みをつくし茄手」。
武野紹鴎が所持していましたので 「紹鴎茄手」として世間に知られていますが、茶入の底に「みをつくし」の文字と書判がありますので、「みをつくし(澪標)茄手」の別名があります。
しかし、なぜこのように名付けたかは定かでないようです。
茶道の主流を歩んできた茶入で、紹鴎遺愛品であり鴻池家伝来として名高いです。
仕覆うち一枚は正法寺緞手で、ことに五種緞手の・つとして珍重されています。
形はやや小振りでありますが、総体に飴色地匹肩先より蛇蝸釉がなたれかかり、鮮やかな変化をみせています。
置形に流れ集まる三筋の釉色もよく、露のに止まりも青釉厚く溜ります。
腰筋の低い側にある釉抜けの丸い添景も、賞美されるにふさわしいです。
形状・釉色・景色ともにすぐれ、小品であるが茄手茶入中の逸品といえます。
《伝来》松本珠報-鳥居引拙-武野紹鴎-今井宗久-織田信長-今井宗久-豊臣秀吉-今井宗久-今井宗薫-今井宗呑-徳川家光-東本願寺-河村瑞軒-閑事庵宗信-鴻池善右衛門
鶴田 純久の章参照
天文11年(1542年)4月3日、奈良の塗師で茶人である松屋久政他三人を茶会に招待し、玉澗の水墨画「波図」を床に飾り、唐物名物の松島の茶壺を用いた(『松屋会記』)。『天王寺屋会記』には、天文18年(1549年)2月13日と天文22年(1553年)12月9日に堺の豪商である津田宗達らを茶会に招待し、唐物名物の茄子茶入を使ったとの記録が残っている
Wikipedia参照
商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品 > 茶道具 > その他商品の状態未使用に近い発送元の地域未定