商品の説明
枯れた味わいの古材のオブジェです。
法隆寺の彫像の一部ではないか、円空の鉈仏(ナタホトケ)ではないか、という人がいますが、信じておりません。
ただ、そういわれてみれば、弘仁期の薬師如来の大腿部の一部にも見えてくるから不思議です。もしかしたら摩耗し人格を消失した破損仏なのかも知れません。
長い間、研究室に飾って楽しんできました。
ガラスやコンクリート壁など、無機質な現代建築の建材とよくマッチします。また、光の当たり方によって表情が千変万化します。ときにうっすらと魂魄の存在を感じます。この木はいまでも呼吸していて、部屋の湿気を吸うと肌がじっとり汗ばむようです。
画像でもご覧のように、本体に小さな穴を開け、黒い展示台にスティール製の支柱で屹立させています。もとより古材ですので、きずはありますが、展示に際して不具合はありません。
台の底面からの高さは約80センチです。そして、台の縦横は15センチ四方です。
#古道具
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商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 彫刻・オブジェ商品の状態傷や汚れあり発送元の地域大阪府